古代の人々の心性・地域の歴史・文化を探る


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研究シーズの紹介
2019年、元号が「令和」に改められました。それを契機に、日本最古の和歌集である『万葉集』に注目が集まり、「令和万葉ブーム」が起こりました。その結果、太宰府の観光客は一気に数倍に膨らみ、関連書籍も飛ぶように売れたといいます。
では、「令和」の出典となった『万葉集』の歌には、人々のどのような願いや思いが込められているのでしょうか。また、福岡には、『万葉集』ゆかりの地が多くありますが、古代の人々はその場所をどのような意識で見ていたのでしょう。「令和」の時代に生きる我々は、その文化や知恵を自らの糧とし、そして、今後よりよい社会にするためにそれらを活用していかなくてはなりません。
本研究では、古代の歌や詩を分析することで、当時の人々の心性・地域の歴史・文化を明らかにすることに取り組んでいます。
Point
修辞・景物表現の分析
- 古代の人々の心性、奈良朝における中国文学の受容の様相、作歌条件の変化の様相を明らかにすることが可能です。

期待される活用シーン

その他の研究テーマ
- 古代の交通路に関する研究