体育授業における学習指導論へのケイパビリティ・アプローチの適用可能性



キーワード
研究シーズの紹介
これまでの体育授業は,スポーツを「する」ことや体力の向上に主眼が置かれてきました.ところが,近年では,市民のスポーツとの関わり方が「みる」「ささえる」「うみだす」など多様化してきています.体育授業は,生涯にわたって豊かなスポーツライフを実現していくための基礎的教養を,すべての子どもたちに「平等に」保障することを課題とするようになったのです.本研究は,すべての子どもたちにスポーツに関する教養を「平等」に保障するための学習指導の方法を,現代平等論の中心をなす「ケイパビリティ・アプローチ」の観点から明らかにすることを目指しています.
Point
学びの平等
- 学習指導における「深い学び」を創り出す方法が明らかにされます。
- 一人ひとりの学びと「協働的な学び」を統一するための方法を示します。

期待される活用シーン

その他の研究テーマ
- スポーツを通じて育てるべき現代的教養(リテラシー)に関する研究
- 体育科のカリキュラム構成に関する研究
- 体育教師の信念と授業づくりとの関係