乳幼児期の姿勢保持と保育内容の検討 -保育者のかかわりに着目して-



キーワード
研究シーズの紹介
現在、保育現場で「正しい姿勢で座れない」「じっと立つことができず、ぐにゃぐにゃしている」などの声が多く寄せられています。姿勢保持は、コミュニケーション力、集中力、主体性などと関連し、遊びや学びに大きく影響すると考えられます。
つまり、単に身体を鍛えるのではなく、「主体的に活動に取り組む子ども」「聞く姿勢が保てる子ども」「集中や我慢ができる子ども」の育成が重要であると考えた。しかし姿勢保持ができにくい原因については明らかになっていません。本研究
では、就学前に顕在化する子どもの姿勢の課題について、運動能力・重心動揺・足裏、そして3歳児未満の生育環境との関連から検討を行いました。その上で、遊びや環境構成について検討し保育実践に活かすことを目指します。
Point
個に応じた保育環境と保育者の関わりのための評価
- 日常的に保育者が使用できるため広く実践へ還元が可能です。
- 保育経験や保育観による主観的評価に頼らない評価が可能です。

期待される活用シーン

その他の研究テーマ
- 乳児期の保育環境と身体活動評価に関する研究
- 幼児期の保育内容と基本的運動の発達に関する研究
- 子どもの生活リズムと健康に関する研究