金属による造形表現研究



キーワード
研究シーズの紹介
本研究は、金属加工における伝統技法の一つである「和彫」の可能性と、それらを活用した意匠と高い用途性を兼ね備えたクラフトデザイン作品の提案に主眼を置いている。作品や商品への伝統技法の活用は高価かつ、容易に触れられないといった特別な環境での活用や保存が求められることが多いが、精緻な作りでありながら比較的たやすく日常生活での活用も可能なアイテムとして昇華し提案した作品であり、量産品・工業製品とは違い、何気ない日常生活に彩りを添える一つ一つ手作りの小・中量生産作品である。これらの技法を活用した、機械加工では成し得ない手作りでありながら精緻な作りと、それらを飾る展示什器等、使用頻度が高く日常生活へ取り入れやすいアイテムによる空間表現研究をおこなっています。
Point
金属・ミクスとメディア加工技術
- あらゆる金属加工での作品及び治具等の制作が可能です。
- 敷居の高い伝統技法を施したクラフトデザイン作品を気兼ねなく活用でき、日常生活に彩りを添えます。

期待される活用シーン

その他の研究テーマ
- 市販の金具を使用しない素材間接合法に関する研究。
- 金属の発色技法に関する研究。
- 現代における伝統技法の簡略化に関する研究。
- 日常生活で活用するクラフトデザイン製品に関するデザイン・制作研究。