高齢者介護等で発生する腰痛症等の予防を目的とした装着型デバイス

高齢者介護等で発生する腰痛症等の予防を目的とした装着型デバイス

3. すべての人に健康と福祉を

キーワード

  • 介護負担軽減、腰痛予防、装着型介護デバイス

研究シーズの紹介

我が国をはじめ先進主要国では、人口の高齢化が進んでいる。「いつまでも健康」は理想だが、加齢による介護化、介護の担い手不足、長時間介護の肉体的、精神的負担などは避けられない問題となっている。このような状況の中で、施設・病院等で日々、多くの高齢者を介護する介護従事者の腰痛の問題に着目した。具体的には要介護者をベッドから車椅子に移す際など、介護従事者は中腰姿勢で高齢者の身体を支えるため腰部に負担が集中する。本デバイスは、介護者が介護作業時に適正な姿勢を維持し、腰背部の負担を他の部位にバランスよく配分し、介護を受ける高齢者も介護時に自らの身体を支えることで、介護への依存心を抑制し、関節拘縮等の予防効果を備えた器具を開発している。

Point

介護者の肉体的負担を抑制する技術

  • 身体に簡単に装着することで腰背部の負担軽減が可能です。
  • 将来的には介護作業のほか、中腰姿勢になる農業等の作業に適用する可能性があります。

期待される活用シーン

その他の研究テーマ

  • 高齢者の健康支援のための運動プログラムに関する共同研究
資料請求 寄付
Facebook Instagram LINE Twitter Youtube