伝統工芸とデジタルファブリケーションの融合によるSTEAM教育コンテンツの開発


キーワード
研究シーズの紹介
本研究は、我が国の学校教育で課題となっている教科等横断的な学習の推進に向けて、郷土の伝統文化ととデジタルファブリケーションを統合的に学習できるSTEAM教育コンテンツの開発を目的としています。STEAM教育とは、科学(Science)、技術(Technology)、工学(Engineering)、芸術(Arts)、数学(Mathematics)の5つの分野における知識や考え方を統合的に働かせて問題解決できるような人材の育成を目指した教育手法です。本研究では、福岡の伝統工芸品である博多張子の型を、3DCGソフトウェアと3Dプリンターを使って制作する小学生向けのワークショップや授業を試験的に実施し、評価を行いました。また、地域連携教育の可能性を探る試みとして、小学校、大学、および職人の制作現場といった地域の各所をつなぐ遠隔授業も実施しました。
Point
伝統工芸を題材としたSTEAM教育
- 伝統文化とデジタルファブリケーションを統合的に学習できます。
- 新しい手法を創出し、伝統工芸品の創造的な発展に貢献します。

期待される活用シーン

その他の研究テーマ
- デジタルサイネージに関する研究