積み木であかりの幼児・児童造形教育によるアート・サイエンスコミュニケーション活動



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研究シーズの紹介
本研究で開発した「積み木であかりのワークショップ~童話を題材とした読書感想光~」は、光源にLED、反射材・遮蔽材に積み木を使い、「あかりの良否は光源・反射材・遮蔽材のバランスによる」との知見を幼児・児童が学ぶ、アート・サイエンスコミュニケーション活動です。あかりの行事や光の現象を見ながら旅する紙飛行機の「こーき」が主人公の題材童話(きみきみよ著)には絵がありません。それを幼児・児童
がLEDと積み木で読書感想光として表現し「絵本」として完成させます。本研究の成果は日本建築家協会ゴールデンキューブ賞組織部門特別賞を受賞しました。また研究者は本研究の一環である作品企画「あかりのありか≪のと≫」により、文化庁「日本博」奥能登国際芸術祭2023の出展作家に、国内外191組(222作品)から選出されました。
Point
積み木であかりの造形教育実践技術
- アート・サイエンスコミュニケーション活動の指導者を育成できます。
- ワークショップの実践からあかりの良否を幼児・児童が学習できます。

期待される活用シーン

その他の研究テーマ
- 文化庁の文化芸術による子ども育成推進事業の芸術家に登録されました。
- 福岡県と佐賀県の教育委員会から小学校図画工作科の教材に採択されました。
- 日本建築学会子ども教育支援建築会議の議員として研究の成果を発信しています。
- 教科書「子ども中心の実践に学ぶ保育内容総論」(建帛社刊共著)に掲載されました。