切削加工モニタリングシステムの開発

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研究シーズの紹介
CAD/CAMならびにNC工作機械の発展により、金型加工の主流は切削加工によるものとなってます。しかしながら仕上げ工程は非常に長時間に及ぶため、人が常に加工状態を監視することは不可能です。また、高速切削かつ微小切込みという条件が、これまで職人が自身の五感を頼りに行っていた状態監視を難しくしています。
本研究では、金型仕上げ加工の主流となっているボールエンドミルによる仕上げ加工での、工具損耗の状態監視システムの実用化を目的としています。
この研究により、昼夜を通した無人運転加工でも、切削工具交換の最適な時期を知ることができ、加工後の研磨仕上げ工程への負担が大幅に短縮されることが期待できます。
Point
自動監視技術
- NCの無人運転中のリアルタイム工具状態監視が可能となります。
- 工具折損の監視、びびり発生時のリアルタイム条件変更等に応用可能です。

期待される活用シーン

その他の研究テーマ
- 工場における省力化機器の開発