シーケンス・データにおける特徴量抽出及びパターン解析に関する研究



キーワード
研究シーズの紹介
近年、デジタル化が急速に進み、実社会の変化をデータとして把握できるようになっている。様々なデータの中で、購買履歴、DNA配列、医療指示、移動軌跡、ライフログなど、時間の概念の有無にかかわらず、一定の順序をもつデータ、いわゆる、シーケンス・データ(sequence data)が注目されている。シーケンス・データには興味深いパターンが含まれるため、それらを解析によって明らかにすることが重要である。
しかし、シーケンス・データは問題領域によって多種多様であり、シーケンス・データ解析のための共通基盤が確立されていない問題がある。本研究は、問題領域にとらわれない共通の解析基盤を構築し、偽情報対策や微生物同定等、実世界の様々な問題に適用することを目指している。
Point
シーケンス解析技術・時系列分類技術
- 行動履歴等から定量的なシーケンシャルパターンを定義・抽出する。
- 特徴量解析と精度の高い時系列分類を実社会問題へ適用する。

期待される活用シーン

その他の研究テーマ
- 朝廣 雄一,シーケンスデータ(列状のデータ)間に存在する共通構造の発見
- 安部 恵介,機械学習を用いたデータ分析技術-留年・退学者削減への取り組み
- 成 凱,AI・データサイエンスを適用した施設予約システムの開発