価値共創の仕組みを通したSDGsの実践と課題



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研究シーズの紹介
本研究は、中国のアントフォレストの取り組みを考察することにより、企業と顧客の価値共創の可能性ついて明らかにした。
アントフォレスは中国の最大手IT企業アリババグループが手掛けたゲームの一つである。バーチャル苗木を携帯ゲームで育て、最終的には本物の木として寄付した砂漠等に植えることができる。
2016年から2021年8月までに、6億人を超えるユーザーが参加し、3億2,600万本以上の樹木が植樹された。全国各地で木の植樹管理に関わった農牧民が20億円以上の収益を得ている。この取り組みは国連の最高環境賞と言われている「チャンピオン・オブ・ザ・アース」や「2019年国連グローバル気候アクションアワード」も受賞した。
Point
デジタルプラットホームの活用により人々が日常生活の中で環境に優しい行動を起こせる仕組み
- このようなデジタルプラットホームを活用し、企業と顧客の価値共創取り組みがさらに広がるとよりSDGsへの実践に繋がる。

期待される活用シーン

その他の研究テーマ
- 環境配慮型製品の購買行動に関する研究