汚染した人が分からなくても汚染を制御できる経済メカニズム開発


キーワード
研究シーズの紹介
誰が汚染したのかが分からなければ、環境税や排出量取引といった伝統的環境政策は使えません。また、規制をかけることもできません。実際、自然要因等によって誰が汚染したか分からないことが多い湖沼の水質汚濁は、いまでも、水質基準の達成率が50%前後に止まっています。
面源汚染制御の研究分野では、汚染した人が誰がか分からないままで、さまざまな経済活動から排出される汚染を適切にコントロールすることを可能とする経済メカニズムを開発しています。澤田研究室でも、さまざまな面源汚染制御策を設計して提案を続けています。
Point
面源汚染制御
- たくさんの主体から排出されて集まった汚染を,一人ひとりの排出量を知らずに削減できます。

期待される活用シーン

その他の研究テーマ
- 移動性野生生物の保全
- 木質バイオマス利用の資源経済理論分析