EVのデザイン戦略研究 Study of EV Design Strategy

EVのデザイン戦略研究 Study of EV Design Strategy

7. エネルギーをみんなに。そしてクリーンに 13. 気候変動に具体的な対策を

キーワード

  • 地球温暖化、EVデザイン

研究シーズの紹介

世界の自動車市場はグローバル化の進展と共に、社会・地球環境問題、先進国の高齢化、ITインフラの整備などへの対応が大きな課題になってきている。自動車デザインにおいても、世界の様々な各国の歴史・文化・風土といった市場特性、各自動車メーカーの戦略や各国の自動車産業政策に至る幅広い要件への対応が求められている。COP2015パリ協定では、温室効果ガス削減に関する温暖化対策の新しい枠組みが合意されている。2020年10月、日本政府は2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにするカーボンニュートラルを目指すことを宣言している。現在、世界的に自動車の動力は化石燃料を用いた内燃式エンジンから電気自動車への転換が急速に進行している。
自動車の誕生は1769年の蒸気自動車、1873年の電気自動車トラック、1886年にはガソリンエンジン自動車が発明され、今日の自動車産業を生み出してきた。電気自動車は歴史的には数回、注目された時期があったが、バッテリーの開発が進まずガソリンエンジン車を凌駕することはなかった。今世紀に入り、バッテリー等の技術面の進展により、電気自動車の商品化が進み、市場での地位を築き始めている。
本研究では電気自動車に焦点を当て、これまでの自動車産業の歴史の中で、自動車デザインの位置づけの変化と今後の動向から、将来の電気自動車(EV)のデザイン戦略についての提言を行った。

Point

デザイン戦略策定

  • デザイン戦略策定に求められる情報の体系化
  • 情報を活用したコンセプト立案と視覚化
  • EVデザイン戦略の方向を提示

期待される活用シーン

その他の研究テーマ

  • 世界自動車メーカー各社(Mercedes、BMW、VW、GM,Ford,Toyota、Nissan)のデザイン戦略研究
  • グローバルデザイン戦略の研究
  • デザイン発想支援情報についての研究
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