彫金で潰えた伝統技法の再現と新たな金属造形表現
キーワード
研究シーズの紹介
本研究は、重要無形文化財である「漢委奴国王」の文字が刻まれた金印の印面がどういった道具や工程で制作されたのかを、検証した研究です。想定される加工法や制作年の見解は、研究者によって様々であり、複数の研究者によって様々な発表が行われてきました。それらの見解に影響されない様、実物の観察や顕微鏡写真などを基に制作したとされる時代を考慮し、道具の素材・形状・加工法を推察・検証・同一素材での制作をおこないました。本金印はおよそ2000年前に制作されたとされているため、道具の形状や種類が複雑にならない、また、現代に伝わっている道具の使用法概念を排除し、再構築することで彫り鏨は1種類、均し鏨は2種類使用し実証をおこないました。そしてこういった研究から得られた結果を応用・進化させ、新たな金造形表現をおこなっています。
Point
彫金技術 造形技術
- ジュエリー、レリーフ、などの金属装飾や版表現が可能です。
- 伝統技法の研究で、新たな加工法など造形技術の構築を行っています。

期待される活用シーン

その他の研究テーマ
- 市販の金具を使用しない素材感接合法関する研究
- 天然由来のワックス(コーティング)に関する研究
- 現代における伝統技法の簡略化に関する研究




