微生物迅速同定MALDITOF-MSシステムを導入しました

 九州産業大学総合機器センターでは、文部科学省の令和5年度私立大学等研究設備整備費等補助金の採択を受け「微生物迅速同定MALDITOF-MSシステム」を導入しました。

 同装置は、最新式のMALDITOF-MSおよび微生物解析システムで構成されており、培養した微生物の種類を迅速に判別することが可能です。2024年1月中旬に搬入と調整が行われ、その後2日間にわたって基礎講習が行われました。2011年に導入した旧型と比較すると約3倍の速度で測定・解析ができ、同システムで微生物解析の実験を行った学生たちは、新装置の解析の速さに驚いていました。

 今後、微生物解析だけでなく、本学を中心に行われている新たな蛍光色素の開発やペプチドの研究など、様々な教育研究に活用されます。

 総合機器センター内の各種機器の利用を希望される方はコチラをご覧ください。

【総合機器センター】

研究・産学連携のトップページへ