国連ハビタット福岡本部と包括的連携協定を締結しました

 

 九州産業大学は九州唯一の国際機関である、国際連合人間居住計画福岡本部(United Nations Human Settlements Programme Regional Office for Asia and the Pacific – Fukuoka/以下国連ハビタット福岡本部)と包括的連携協定を締結しました。

 この協定に基づき国連ハビタット福岡本部は、本学が今年度後学期より開設するグローバル人材育成を目的とする特別教育プログラム「グローバル・リーダーシップ・プログラム」に国際業務実務者を講師として派遣し、受講学生の国際的教養と知識の修得および国際社会で協働するための実践力の養成に寄与するとともに、同本部において国際協力活動の実務現場を理解する機会を設けるなど、人材育成活動を支援します。

 国連ハビタットは、社会面でも環境面でも持続可能なまちづくりを推進し、全ての人々が適切な住まいを得ることができる世界の実現を目指している国連機関であり、世界4カ所の地域本部の1つである福岡本部は、アジア太平洋地域28の国と地域を統括し、各地に設置された17の国事務所を通じて、アジア地域で深刻化する都市人口の増大や格差の拡大に伴うスラムの拡大や生活環境の悪化などの都市問題に対し、スラム改善や貧困削減の事業、コミュニティーの自立的運営による都市環境改善事業、政府・自治体に対する政策提言などを行っています。

 包括的連携協定よって、国連ハビタット福岡本部は同本部の活動に九州産業大学各分野の専門家の知見を活用できるとともに、九州産業大学はグローバル教育において、貴重な国際社会での実務の場を得ることができます。

 9月16日(水)、「グローバル・リーダーシップ・プログラム」の初回の授業に続いて開催された締結式において泰輔学長は、「国連ハビタット福岡本部の豊富な国際経験を本学の教育・研究に生かしたい」と期待を寄せました。

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【国際交流センター】

 

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