高校生が大学の学びに参加「高大連携授業」!

 高校生が本学の講義に在学生と参加する「高大連携授業」の取り組みが今年度も行われています。

 今年度は、協定締結校の九州産業大学付属九州高校、九州産業大学付属九州産業高校、東福岡高校の生徒31名が参加。「KSUクォーター制」のカリキュラムに合わせて、大学の講義や演習に参加しました。

 理工学部情報科学科合志和晃教授による講義科目「ゲームプログラミング演習」では、プログラミング言語の「Python」とゲーム作成ライブラリ「pygame」を活用し、シューティングゲームの設計、開発を行いました。受講した高校生は、大学生のサポートを受けながら、プログラムを入力しゲーム内のキャラクタを実際に動かしました。最終日には、各受講者がオリジナルの動作を考えて実践するなど、ゲームプログラミングの面白さを体験できる講義となりました。

 また、同学科安武芳紘教授による講義科目「実践力育成演習(ETロボコン)」では、大学生が使用しているコンテスト用のロボットを使って自律走行ソフトウェアを設計しました。受講生は、直線走行と障害物を回避する動作システムを構築。ロボットを動かしながら、エラーが少なくスムーズに走行するための工夫を凝らしました。最終日には、ロボットコンテストで使用しているコース上でテスト走行を行い、ソフトウェアデザインの奥深さを知る講義となりました。

 受講生からは「大学ではどのような分野が学べるのか知りたくて受講を決めました」「座学には収まらない実践的な事ばかりで楽しく受講できました」「楽しさの反面、難しさも感じましたが進路選択のための明確な目標が見つかりました」などの感想が聞かれました。

 「高大連携授業」の受講生は、授業科目の履修に加え本学図書館総合情報基盤センターなどの教育施設も利用することができ、修得単位は本学に進学した際、卒業要件の単位として認められます。 

【基礎教育センター】

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