福岡市東部地域エリアの大学(九州産業大学、九州造形短期大学、福岡女子大学、福岡工業大学、福岡工業大学短期大学部)が、福岡県東警察署と連携して設立した「女子学生のための防犯推進協議会」の発会式を、4月23日(土)に九産大で行いました。
この協議会は、県内で性犯罪が増加している状況に対し、性犯罪に関する防犯啓発活動を行うことができないかと考えた九州産業大学の女子学生が、東部地域大学連携協定の各大学に呼びかけて実現したもので、各大学2人程度の女子学生で構成されています。
東警察署、東福岡防犯協会、地域住民、学生など160人が参加した発会式では、学生会長の岡田美乃里さん(九産大商学部商学科4年・熊毛南高校)が性犯罪撲滅を強く宣言し、どのような状況で性犯罪が起こるのかを、九産大空手道部による寸劇で実演しました。
発会式終了後は、性犯罪被害防止の啓発チラシをJR香椎駅で配布し、活動をスタートさせました。
協議会では今後、シンボルマークの制作、女子学生ならではの視点による防犯講習会や、防犯マップの作成などを企画し、東警察署と連携して活動する予定です。
岡田さんは「自分だけは大丈夫と思わないで。女子学生にはしっかりと防犯意識を持ってほしい」と話しました。
