ひとにも建物にも環境にもやさしい窓とはどんな窓か
- 建築都市工学部
- 亀屋硝子㈱
- ㈱サンゲツ
- YZDA/Yoshida+Zanon Design Atrium



プロジェクト概要
法基準を満たす断熱性能をもった窓のランニング状況下における性能検証実験に取り組む。
2022年6月17日に「脱炭素社会の実現に資するための建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律等の一部を改正する法律(第69号)」が公布され、2025年4月1日に施行されました。この「改正建築物省エネ法」によって、全ての新築の省エネ基準適合が義務化されました。日本では、天井や壁だけでなく窓や扉も法基準を満たす断熱性能をもたせた設計計画が必要です。
卒業後に日本の建物づくりの仕事に就きたいと思う学生には、この法改正に応えられる高度なスキルも求められます。
ひとにも建物にも環境にもやさしい窓とはどんな窓か、2018年度以降、本プロジェクトでは、8号館8階西側の窓をリフォームし、ガラス枚数・ガラスとガラスの間・窓枠が異なる7種の窓のランニング状況下における性能検証実験に取り組んでいます。

参加者の声
私は、窓とその枠、扉などの建具は、ひとにも建物にも環境にもとても重要な要素だと考えています。でもこれまでの授業で設計課題に取り組む時に、窓の種類を考慮したことはありませんでした。このプロジェクトで学べたことは多く、異なる種類の窓に実際に手で触れてみた時に表面温度が全く違うことにも驚きました。私は、就職活動で、建築物の省エネ性能向上も専門とする建築設備設計会社の選考準備にプロジェクトの経験が活きました。
内間 音羽
建築都市工学部
住居・インテリア学科・3年
沖縄県・向陽高等学校

期待できる学生のスキルアップ
- 問題発見力
- 問題分析力
- 異文化理解力
- 建築設備設計
- インテリアデザイン
担当:香川治美/中川万理子
お問い合わせ
学術研究推進機構 産学連携支援室
〒813-8503
福岡県福岡市東区松香台2-3-1
TEL:092-673-5501(内線5501)
FAX:092-673-5490
MAIL:sangaku@ml.kyusan-u.ac.jp