防災をもとにした学生と地域との連携プロジェクト
- 建築都市工学部
- 香住丘校区自主防災会
- 武雄市橘町二俣区


プロジェクト概要
学生が住民と連携して、地域の課題を把握、解決して地域の防災力を高めていく!
近年の日本は自然災害が多発しています。住民による災害対応や対策が求められていますが、思うように進まないのが現状です。そこで、本プロジェクトでは、学生が住民と連携して、地域の課題を把握し解決しつつ、地域の防災力を高めていくことを目指して取り組んでいます。本年度は、福岡市東区香住丘校区にて以前に実施した防災・減災アンケートの結果と統計解析した結果について報告を行い、災害対策の現状と課題点を共有しました。また、武雄市橘町二俣区にて住民の水防体制の要であり、一方で担い手不足の課題がある、排水機場操作員の経験知(水害経験で得られた知識)を形式知化し継承するために聞き取り調査などを行い、結果を冊子にまとめました。参加学生のうち3名が国土交通省や地方自治体に就職が決まり、今後の防災の中枢を担う予定です。

参加者の声
このプロジェクトでは、佐賀県武雄市橘町の二俣地区にある排水機場の操作を長年担当している住民の方に水害時の対応など、今までの経験についてお話を伺いました。お話を聞く中で、様々な課題があることを知り、その課題解決に向けて学生同士で意見を出し合い
ました。地域の防災力の向上に繋がる活動に参加できたことや成果の一部を学会で発表できたことは貴重な体験となりました。

期待できる学生のスキルアップ
- 計画立案能力
- 課題発見力
- コミュニケーション能力
- 自発性及び行動力
- 地域社会や災害についての幅広い知識
担当:山田忠
お問い合わせ
学術研究推進機構 産学連携支援室
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FAX:092-673-5490
MAIL:sangaku@ml.kyusan-u.ac.jp