商学部で日本企業の中国進出について学んでいる学生と建築都市工学部でインテリアを学ぶ学生が共同して、い草を使ったインテリア製品を製造・販売する株式会社イケヒコ・コーポレーションの上海現地法人のショールームデザインと中国市場向け情報発信策を考え、12月22日(火)、同社に最終プレゼンテーションを行いました。
建築都市工学部の学生が提案したデザインは、床座※の文化がない中国に日本の畳の良さを知ってもらうため、カラフルない草の茣蓙をカーペットとして敷き詰め、障子をあしらった和風のショールームです。
また、商学部は、中国の動画共有サイト「bilibili」を活用した会社紹介動画や、チラシを使った情報発信を提案しました。
テザイン案を提案した建築都市工学部の藤田琢磨さん(唐津東高校)は「中国でのニーズに合った日本の畳の取り入れ方に苦心しました」、方一凡さん(中国出身)は「前期で学んだ理論や知識を生かしたマーケティング案を提案することができました」と、それぞれ語りました。
提案したデザインのショールームは、今年の3月末に完成する予定です。
※床座・・・椅子や寝台を使わずに、直接床の上を生活面とすること
【商学部・建築都市工学部】