商学部経営・流通学科方慧美准教授ゼミナールの3年生は、株式会社ドラッグイレブン(福岡県大野城市)、ユニリーバ・ジャパン(東京都目黒区)と協力し、資源を無駄にしないSDGs推進プロジェクトに取り組んでいます。
キーワードは「つくる責任とつかう責任」。プラスチック商品の削減と詰め替え商品の販売に取り組む両企業と、それらを購入する消費者の立場から「つかう責任」の認識を高め、詰め替え商品の普及促進の方法について考えています。
学生たちは、店舗内で消費者の資源再利用意識を醸成するキャッチフレーズとポップを作成。親しみやすいデザインで、プラスチック製造メーカーから資源のバトンが渡される仕組みを表現しました。成果物は、2025年2月末まで県内8店舗のドラッグイレブンに装飾されます。1月9日(木)、九州産業大学近隣でもあるドラッグイレブン新宮本店にて、本プロジェクトに取り組む学生2名が、1店舗目のボディソープ詰め替え商品の売り場づくりを行いました。
売り場作りを行った吉田陸翔さん(与論高校)は「資源の再利用につながる詰め替え商品を、どのようなキャッチフレーズで発信したら手に取ってもらえるか考えました。環境保全活動に馴染みが無い人も多いと思うので、今回のプロジェクトが1つのきっかけになってくれると嬉しいです」と話し、山中幸奈さん(鹿屋中央高校)は「ドラッグストアは女性や子どもの利用が多いと考えたので、その方々をターゲットにしてデザインを考えました。既に販売している商品を改めて認知してもらうことに難しさを感じましたが、他のメンバーの協力もあってコンセプトにあったポップが作れたと思います」と感想を述べました。
【商学部】