宗像市×日台学生協働プロジェクト ~魅力の再発見とインバウンド活性化について考える~

 11月12日(水)から約1ヵ月間行われた、静宜大学(台湾)と宗像市との連携によるCOIL(Collaborative Online International Learning)に、商学部経営・流通学科永田浩一教授ゼミの2年生13名と静宜大学57名、計70名の学生が参加しました。

 本プログラムでは、宗像市の協力のもと、観光をメインテーマに「台湾人が訪れたくなる宗像旅行プラン」について、両大学混成の12グループによる協働学習を実施。課外時間を活用しながら、発表資料や原稿を作成し、各チームはターゲット設定の理由を明確に示しつつ、プロモーション方法や滞在中に楽しめる内容について提案を行いました。

 また、本学学生は発表に加え、「台湾華語による1分間自己紹介」に挑戦。スピーチ練習では静宜大学の学生がマンツーマンで指導し、異文化交流の貴重な機会となりました。

 その他にも、宗像市産業政策課商工観光係 小田淳氏による基調講演「宗像市の魅力の再発見、インバウンドの活性化」や静宜大学 葛西洋三先生による講義「台湾と観光マーケティング」、学生による成果発表会など、さまざまなプログラムが行われました。

 参加した学生からは以下の感想が聞かれました。

 「台湾華語を学び初めた時は難しかったのですが、静宜大学の皆さんが親身に教えてくれたおかげで少しずつ話せるようになりました。住む国が違っても、温かく接してくれたことに感謝しています。初めは日本人一人で不安でしたが、今ではこの授業が終わることに少し寂しさを感じています」

 「私は静宜大学との協働授業が始まってから宗像へ三回訪れました。1回目は宗像大社へ、2回目と3回目は大島に。自然が豊かでとてもリラックス出来る場所だと感じ、この授業を通して是非台湾の方にも宗像へ来て欲しいと思いました」

 引き続き、商学部では、グローバル社会で必要な感覚を身につけるための国際交流に取り組んでいます。

【商学部】

商学部のトップページへ