国際交流協定校との今年度2回目のCOIL型授業を行いました

 

 11月23日(土)、理工学部は国際交流協定を締結しているフィリピン共和国ミンダナオ国立大学イリガン工科校(以下MSU-IIT)工学部とコンピュータ学部との今年度2回目のオンラインによる国際協働学習(以下COIL:Collaborative Online International Learning)型授業を実施し、両校より約120人が参加しました。

 最初にMSU-IIT工学部マリア・シェイア・K・ラモス部長が、今までのCOIL教育活動に貢献された方々に感謝の言葉を述べた後、前回の本学側の発表に続き今回は、MSU-IIT工学部とコンピュータ学部から「AIコース」のカリキュラムやシラバスの紹介があり、MSUーITの学生による発表が行われました。

 発表では8グループのMSU-IIT生機械学習と記号計算を統合したビジョンベースのリアルタイム仮想数学ソルバーや、 コ ンピュータビジョンを使用したリアルタイム眠気検知システムなどについて報告。日本語での挨拶や、日本語を添えた資料などもあり、交流の深まりが感じられる会となりました。

 最後にMSU-IITのコンピュータ学部コンピュータ工学とメカトロニクス学科長のチェリー・メイ・G・ヴィラメ教授から「今回も大変有意義な発表の場となりました。引き続きパートナーシップを育んで行きたいです」と挨拶がありました。

 授業に参加した情報科学科4年の荻本月哉さん(大分工業高校)は「自分の研究と同じ機械学習のソフトウェアYOLO11を使った発表があり、同じ大学生として取り組みが似ているなと感じました」と話し、桑田倫成さん(九州産業大学付属九州高校)は「発表内容に社会課題解決などのテーマがあり、学んだ内容を応用した良い取り組みでした」と感想を述べました。

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【理工学部】

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