6月26日(水)、理工学部情報科学科石田俊一研究室所属の3、4年生を対象に、福岡県警察本部生活安全部サイバー犯罪対策課吉野章氏を招いたサイバー防犯ボランティアに関するフォローアップ研修会を実施しました。
同研修会では、年々増加するサイバー犯罪の件数やその手口に続き、サイバー防犯ボランティア活動などの説明がありました。
具体的な取り組みとして、地域住民や小学校でのスマホ教室などのリテラシー教育に加え、駅前キャンペーンや学園祭でのチラシ配布、違法情報を見つけた際に行うインターネット・ホットラインセンターへの通報方法など、実演を交え解説がありました。
その後、日本サイバー犯罪対策センター(JC3)が開発したフィッシングサイトテイクダウン※1支援ツール「Predator」の使用方法や、同ツールを活用した「フィッシングサイト撲滅チャレンジカップ※2」大会についての話もありました。
吉野氏は「人命にかかわる書き込みなどを見つけたら、迷わず110番をしてください。また、あくまでもボランティア活動なので、活動は無理なく、力みなく、息長く続けて欲しいです」と語りました。
情報科学科では2024年7月22日(月)から29日(月)に行われる同チャレンジカップに出場します。
※1 フィッシングサイトを閉鎖させること
※2 「Predator」を活用して、各都道府県警察のサイバー犯罪ボランティアがフィッシングサイトのAbuse報告数とテイクダウン数を競い合うイベント。
【情報科学科】