
3月2日(金)、大分大学で開催された「日本機械学会九州支部九州学生会第49回学生員卒業研究発表講演会」で、九産大工学部機械工学科4年の枝元正太さん(丘 華教授研究室所属・明桜館高校)が優秀講演賞を受賞しました。
受賞した講演「補間セグメント間の加減速運動に起因するマシニングセンタ(※)の輪郭加工形状誤差」は、切削加工の際、試作をせずに実際の誤差を推測できるシミュレーション方法を提案したものです。
過去にほとんど研究事例がなく独自性が高い点、また、提案したシミュレーション方法が現場技術者レベルで簡便に使用できる点が評価されました。
枝元さんは、「何度も実験を行い、正確性を実証できるデータを取るのが大変でしたが、受賞できてとてもうれしいです」と喜びを語りました。
※マシニングセンタ・・・自動工具交換機能を持ち、フライス削り、穴あけ、ねじ立てなどの異種の加工を1台で行うことができる数値制御工作機械のこと。
【理工学部】