女性向け屋台の提案で「日本インテリア設計士協会優秀学生賞」を受賞

 

 工学部住居・インテリア設計学科4年の中井沙弥香さん(八幡南高校)が、インテリア設計に必要な創造力や技術力を修めた学生に贈られる「日本インテリア設計士協会 INTERIOR優秀学生賞」を受賞しました。

 受賞した提案「テンポラリーキッチン~天神地下街における女性のための屋台~」は、全国でも有数の規模の福岡市中央区の天神地下街に飲食店が少ないことに着目し、催事スペースを活用した、女性にも利用しやすい屋台です。

 

 

 限られたスペースを有効活用するために、店舗スタッフや来店客の動線を考慮して、5つの台形テーブルを基本形とし、それぞれに食材・調理・レジ・飲食スペースを配しています。また、テーブルの天板は開閉式になっており、コンパクトに重ねて収納ができるように工夫しました。さらに、店舗はサンドイッチやジュース専門店などを3カ月おきに入れ替える期間限定とし、ユニフォームやロゴ、販促ポスターやポイントカードに至るトータルデザインを行いました。

 この提案は、「単なる企画にとどまらず、その内容は実用可能なレベルまで達している」と評価されました。 

【建築都市工学部】

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