卒業生が第51回日本緑化工学会大会「優秀ペーパー賞」受賞!

 大学院工学研究科産業技術デザイン専攻博士前期課程土木デザイン分野を一昨年度に修了し、現在、中津市役所に勤める友口勇生さん(中津東高校)の修士論文「河川水辺の国勢調査結果を用いた九州の一級水系における河川環境、とくに外来植物群落の変遷に関する考察」が、第51回日本緑化工学会大会「優秀ペーパー賞(優秀論文賞)」(技術報告部門)を受賞しました。

 この論文は、全国の河川・ダムの生物調査結果を公開している河川水辺の国勢調査(国土交通省)を利用し、九州の一級河川水系における外来植物群落の変遷を解析したもので、九州では、外来種である地中海原産のセイバンモロコシが急速に分布を広げていることを明らかにし、在来種の生態系に影響を与える可能性に警鐘を鳴らしました。

 友口さんは、「就職後も内田泰三教授の指導のもと学位論文を何度も校正しました。社会でも学生時代と同様に地道な努力を続けていきたい」と語りました。

【建築都市工学部】

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