ABC建築道場の学生が8号館改修案をプレゼン


 9月26日(金)、建築都市工学部学部矢作昌生教授が指導するABC建築道場の学生たちが、本学8号館1階の改修案について北島学長をはじめ、本学関係者にプレゼンテーションを行いました。

 この取り組みは、学生たちのアイデアで本学8号館1階を、自然光の採光や開放感の演出、メモリアルホールとの一体感創出などにより居心地のよい空間へ再構築しようという試みです。

 学生たちはA、Bの2グループに分かれ、Aグループは「天井と光がもたらす開放感」、Bグループは「ひとりの居場所。みんなの居場所」をコンセプトに、作成した模型を用いてプレゼンテーションを実施。

 全体的に白を基調とし、天井も高くするなどの方法で大胆に空間の印象を変えるAグループと、レンガ造りの壁面を生かし、温かみのある理工系の共有リビングをイメージしたというBグループ。両グループともに建物外とのつながりを意識しつつ、用途や時間帯によって机や椅子などの配置を変えられる柔軟性を併せ持つ内容です。プレゼンを受けた参加者からは「両グループとも素晴らしい内容。この場所に新たなネーミングも検討してはどうか」「カラフルな空間でイメージ刷新を図るのはよいこと」など、さまざまな感想、意見が出ました。
 
 建築都市工学部では、工学における基礎的知識をベースに、住まいからこの国の風景まで、連続する空間のあり方を追求する広い視野を持ち、多様な社会ニーズに応えることのできる実践力を有した人材育成を行っています。

 

                                                                【建築都市工学部】

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