学生企画の学修活動「フードビジネス未来ラボ」スタート!

 グローバル・フードビジネス・プログラム(GFBP)では、実社会の専門家から直接知見を得ることを目的に、さまざまな外部講師を招いた学生企画の学修活動「フードビジネス未来ラボ」をスタートしました。

 本学修活動は、同プログラム2年生を主な運営メンバーとし、「このテーマの専門家に話を直接聞いてみたい」という意見を出しあい、講師への講演打診や調整、ワークショップの企画、水耕栽培の運営などを学生自身が行っています。

 10月2日(木)には、「糸島ジビエ研究所」の西村直人代表を講師に「自然を食べる 生態系とフードビジネス」と題した講演会を行いました。

 西村氏はジビエとなる動物を解体して食肉にする捌師(まちし)として活躍しています。「食文化はその土地の自然環境の影響を受ける」という視点から、ジビエ利活用の現状に加え、畜肉(家畜)と獣肉(ジビエ)の加工・分業の違いや、「経済動物」とされる家畜の概念など、多岐にわたるテーマを説明いただきました。

 聴講学生は「猟師や加工者、行政など、ジビエに関わるさまざまな立場の視点や考え方の違いを知ることができた。これを踏まえ、今後ジビエを取り巻く現状を自分なりに分析していきたい」と感想を述べました。

 今後もラボでは、食を彩る器の専門家や九州産果実を使用したワイナリーなどからも講師を招き、多角的な視点からフードビジネスを深掘りする予定です。

【グローバル・フードビジネス・プログラム】

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