フードビジネス付加価値形成を学ぶ!無農薬レモンからシロップを調理

 

 4月25日(木)、グローバル・フードビジネス・プログラム「GFBの展開・応用」の授業で「むぎわらファーム」(福岡県筑前町)から提供いただいた傷や染みがついた無農薬レモンを使って『レモンシロップ』を作る調理実習を行いました。

 受講学生にとって学内での調理実習は今回が初めてで、教員から調理室利用方法や衛生管理に関する基本的なレクチャーを受けた後、作業をスタート。今回は、同プログラム担当の尾崎教授が事前に果汁を絞る過程を行い、その下準備の工程についても説明がありました。学生は、温度管理に注意しながら材料を混ぜ合わせたり、丁寧に残った果肉や灰汁を取ったりしながらシロップを調理。また、保存用瓶の殺菌消毒、瓶詰めの方法も一つ一つ確認し作業を行うなど、食品加工の基礎工程を体験しました。

 学生は「レモンや水飴を使った調理はあまり経験がなかったが、材料を混ぜ合わせていく中で最終的に甘くて美味しいシロップができて驚いた。実際に自分で作るのは良い経験になった」、「パッケージデザインや商品名を考えるのも楽しみ!」など感想を話します。

 この授業は、調理実習前の事前学習から始まり、シロップ完成後はパッケージデザインや商品名、PR内容、原価計算、販売価格について考えるなど、フードビジネスにおける付加価値形成について、実際に一連のプロセスを経験しながら学ぶ内容となっています。

 

【グローバル・フードビジネス・プログラム】

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