チェンマイ大学の学園祭で日本食を販売 ―学生主体の国際協働で“食”を通じた学びを実践―

 2026年2月5日(木)~11日(水)、グローバル・フードビジネス・プログラム(GFBP)の学生13名が協定校チェンマイ大学(タイ)を訪れ、7日(土)、8日(日)に開催された同大ビジネススクールの学園祭で日本食の販売を行いました。

 本取り組みは、海外におけるフードビジネスの実践を通じて、異文化理解力とコミュニケーション力の向上を図る教育プログラムの一環として行われたものです。

 学園祭では、学生主体で企画した日本食メニュー「鶏照り焼きうどん」「わらび餅」「抹茶・ほうじ茶ラテ」を現地学生と協力し調理・販売しました。渡航前からメニュー構成や価格設定、屋台装飾について現地学生と意見交換を重ね、現地では屋台設営から販売までを共同で運営。言語や文化の違いを越えたチームワークが、来場者の注目を集めました。

 また、滞在中、学生は有機農園や食品製造企業、地域密着型マーケットなどを訪問し、フードシステムの原材料調達から販売までの仕組みを学修。さらに旧市街や寺院、市場でのフィールドワークを通じて、チェンマイの歴史・文化と観光、食産業がどのように結びついて価値を生み出しているのかを学びました。

 参加したGFBP2年の井手凪乃さん(伊万里実業高校)は「今回が2回目の参加で、前回より同大の学生と交流する機会を多く持つことができ、うまく意思疎通できたり話が盛り上がったりすると嬉しかったです。同大の先生方や学生たちとプロジェクトに取り組む中で、段取りと打ち合わせをきちんと行うこととホスピタリティの意識を高く持つことの大切さを学びました。この経験を本学の学園祭での出店で生かしたいです」と語りました。また、1年の高雄皇虎さん(九州産業大学付属九州高校)は「日本とタイの食文化の違いを改めて実感しました。タイで食べた料理の多くには香辛料が含まれており、最初は戸惑いましたが、ただ「日本食と味が違う」という感想を持つだけでなく、その味に至った背景などを考えるようになり、海外の食文化理解に更に興味関心を持つことができました。今回学んだことを生かし、日本食や海外の料理などに関する日々の学修をより良いものにしていきたいです」と振り返りました。

 なお、次年度にはチェンマイ大学の学生が香椎祭に参加し、再び共同出店を行う計画です。同大と年2回の相互交流を通じて、実践的かつ持続的な国際教育の場として発展させていく予定です。

 

【グローバル・フード・ビジネスプログラム】

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