ホテルオークラ福岡で鈴懸の和菓子を装いました

 2月6日(火)から12日(月・祝)の期間、ホテルオークラ福岡1階ロビーを会場に、本学芸術学部の学生が、博多の老舗和菓子店「鈴懸」の創作和菓子10点の魅力を伝える展示会「和菓子を装う」を開催しました。

 「鈴懸」で和菓子作りを体験した工芸デザイン専攻(陶芸)の学生9名が、和菓子に合う形や色をイメージしオリジナルの器を制作。和菓子の包装に使う掛け紙は、絵画専攻(日本画)の学生25名が各々の想いや季節感を取り入れ制作した作品から、鈴懸中岡社長が選定した10作品を器と合わせて展示しました。また、空間演出デザイン専攻の学生15名が「簡素な美」をテーマに展示方法や演出を考えました。

 今回展示した和菓子は、本学で学生が焼き上げた器との相乗効果が生まれるよう「鈴懸」が本展示会のために特別にセレクトしたものです。同社と本学の共同プロジェクトは今回3回目で、多くの観光客に博多の伝統文化に触れてもらいたいと、ホテルオークラ福岡の協力

を得て、今回初めて同会場で展示会を実施。日本の伝統文化を若い感性で捉えた、専攻を超える取り組みとなりました。

 ロビーを訪れた利用客は「つい足を止めてしまう展示台、器・掛け紙どちらもすごく綺麗」、「和菓子がとても美味しく見え、日本文化の良さを改めて感じた」などアートの空間に引き込まれた様子でした。

 

【芸術学部】

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