「第103回二科展」 デザイン部で総務大臣賞受賞!

 

 大学院芸術研究科博士前期課程1年の岡野千晴さん(浮羽高校)の作品「つながる世界」が、公益社団法人二科会主催「第103回二科展」デザイン部B部門で、総務大臣賞を受賞しました。

 二科展は新しい表現価値の創造を目的とした伝統ある作品展で、A~Dの部門に分かれているデザイン部において、「情報通信技術でともに未来へ」というテーマのB部門には、全国から総点数868点の応募がありました。

 受賞作は、金色の回路基板で表した世界地図の中央から全体に拡散する青い光で、通信技術の広がりを表現しています。

 「デジタルと手作業の融合」をテーマに研究を続ける岡野さんは、描画ソフトに加えて、シルクスクリーンと呼ばれる版画技術を用い、プリンター印刷では出せない金色の回路のデザインを可能にしました。

 岡野さんは、「以前に広告会社でデザインに携わった経験もある社会人学生ですが、権威ある賞の受賞は初めてで、とてもうれしいし自信になります。これからも、デザインの力で社会とつながっていきたいです」と喜びを語りました。

 岡野さんの作品が展示される「二科展巡回展 福岡展」は、2019年3月19日(火)~24日(日)まで福岡県立美術館で開催される予定です。

【大学院芸術研究科】

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