「第75回南日本美術展」JAL賞&秀作賞受賞

 「第75回南日本美術展」で、大学院芸術研究科博士前期課程1年の寺本幸弥さん(対馬高校)がJAL賞を、芸術学部の安川弘造助手が秀作賞を受賞しました。

 寺本さんの作品「終始の殻」は、“学部の終わりと大学院生としての始まり”をテーマに、コロナ禍の中で今春大学院に進んだ本人の将来への情熱と漠然とした不安を、後ろを振り返る筋肉質の人物像で表現した高さ210cmの作品です。

 また、安川助手の「姿の見えない神様は、夜空に朝陽をかき混ぜる」は、コロナ禍に苦しむ人々に希望を持って踏ん張って生きてほしいというメッセージを込めた高さ200cmの作品で、天に伸ばした左手で夜空に朝の光を取り入れる様子を表現しています。

 寺本さんは「全国規模の公募展での受賞はとてもうれしい」、安川助手は「周りの空気を変えてしまう立体の存在感を突き詰めたい」と、それぞれ喜びを語りました。

 【芸術学部】

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