芸術学部の安川弘造助手の作品「立ち上がる神さま」が、「第73回南日本美術展」において、最高賞に次ぐJAL賞を受賞しました。
受賞作「立ち上がる神さま」は、昨年の九州北部豪雨の被災地である朝倉市の流木から彫り出した、高さ2mのつま先で立ち上がる人の左半身の彫像で、見えない体の部分までイメージさせる、生命力あふれる作品です。
審査委員からは、「生命に対する経緯が表現されている」「木彫の新たな可能性が見える」と評価されました。
安川さんは、「鹿児島県内外から515点の応募があった中でこの賞を受賞でき、とてもうれしいです。この作品で朝倉の方々を勇気づけることができればと思っています」と喜びを語りました。
この作品を含めた「選抜巡回展」は、12月22日(土)~1月6日(日)まで、薩摩金山蔵(鹿児島県いちき串木野市)にて開催しています(観覧料無料)。お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。
【芸術学部】