「第6回青木繁記念大賞ビエンナーレ」 本学卒業生が歴代最年少で大賞を受賞!

 若手作家を発掘する公募展「第6回青木繁記念大賞ビエンナーレ」において、大学院芸術研究科の修了生である中原未央さん(2012年3月修了・福岡舞鶴高校)が、歴代最年少で大賞を受賞しました。

 出品作品554点の中から大賞に選ばれた中原さんの作品「inside-T(Ⅰ」【写真上】は、トマトを、生と死、美しさ、儚さ、力強さなど、生きるうえで共感できるような生き物の象徴として描いた作品です。

 受賞に際し中原さんは、「現代の人々がどこか自分自身と重ね合わせることができれば、と思いながら制作しました。学生時代から憧れていたコンクールで大賞を受賞し、心からうれしく思っています。今後、ますます精進していきます」と語りました。

 また、次席の石橋財団賞には、同じく同研究科の修了生である原 信之さん(1984年3月修了・明善高校)さんの作品「さく」【写真下】が受賞し、九産大OBが1、2位を独占しました。

 中学校の美術教員を35年間勤めた原さんは、「万物が幸せになるよう願いを込めた作品で、また、この春就職で上京した娘へのエールとして制作しました。大学院では、豊福知徳氏や野見山曉治氏など著名な芸術家から指導を受け、恵まれた環境で学ぶことができ、とても感謝しています」と語りました。

 両作品は、7月28日(日)まで久留米市美術館に展示されています。お近くにお越しの際は、ぜひご覧ください。

 

「第6回青木繁記念大賞ビエンナーレ」展覧会
日 時 : 2019年6月29日(土)~7月28日(日) 10時00分~17時00分(入館は16時30分まで)
会 場 : 久留米市美術館 本館1階(久留米市野中町1015番地)
備 考 : 月曜日休館

【芸術学部・大学院芸術研究科】

 

 

 

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