9月4日(火)、ビジネスパーソンのための会員制ライブラリーBIZCORI(福岡市中央区)で、地域共創学部観光学科の浦 達雄教授が「温泉旅館の生き残りをかけた長期滞在戦略~別府市鉄輪(かんなわ)温泉の取り組み~」と題した報告を行いました。
九州産業大学産業経営研究所の研究成果報告会として開催したもので、浦教授は集まったビジネスパーソンを前に、聞き取り調査をもとに鉄輪温泉の3軒の老舗旅館のさまざまな生き残り策を紹介し、宿泊客を誘導し長期滞在を進めるため鉄輪DMO(※)の設立を提案しました。
鉄輪温泉を利用したことがある参加者からは、「さまざまな視点から分析されていた」「長期滞在に必要なポイントが分かりやすくまとめられており、今後の研究にも期待したい」などの声が聞かれました。
※DMO=Destination Management Organization
当該地域の観光資源などに精通し、地域と共同して観光づくりを行う法人のこと。
【地域共創学部】
