10月26日(土)に開催された第30回UBEビエンナーレ(現代日本彫刻展)にて、本学大学院芸術研究科博士前期課程2年の渡久地佑弥さんが大賞を受賞しました。
同彫刻展は2年に1度開催される世界で最も歴史のある野外彫刻の国際コンクールです。
28カ国、183点の応募作品の中から選ばれた渡久地さんの「Press block」は、400cm×210cmの鉄筋構造とモルタルの作品です。同作品は劣化したコンクリートと野外彫刻の孤独な雰囲気が重なり、囲む空間の圧によって作品が形作られるイメージを持たせています。
渡久地さんは「このような賞を頂けて大変光栄に思います。制作過程で新しい発見が沢山ありました。表現方法などに悩んだ時にはたくさんの人に助けてもらいました。今後も全力で良い作品や展示、結果を出していけるよう自身の感覚を高めていきたいです」と語りました。
作品は12月22日(日)までときわ公園内UBEビエンナーレ彫刻の丘(山口県宇部市)にて展示されています。
【大学院】