8月24日(土)、博士前期課程全5研究科横断型の全研究科共通科目である「プロジェクト実践演習B」を受講する大学院生6名が、出水市鶴博物館クレインパークいずみで、ワークショップ「オーロラカラーで作る!生き物の“すごワザ”ワークショップ」を開催しました。
同科目では、生物多様性の「価値」について、経済学・生態学・芸術学の各分野の視点から、多面的な評価を追求する学修を行っています。
当日のワークショップには、午前・午後の部を通して、大人47人、高大生11人、小中学生85人、幼児10人、計153人が参加しました。ワークショップのテーマは、生き物の“すごワザ”から着想を得て新しい技術や仕組みを考える生物模倣。ドームシアターで10分程度の講義を聞き、その後、工作室でネームタグ作りに取り組みました。参加者は、工作に使った鶴を形どったオーロラフィルムから、生き物の“すごワザ”の一つである“構造色”を体感しました。
同ワークショップを運営した国際文化研究科1年の田中遊麻さん(玄界高校)は「子ども達に工作の楽しさを知ってもらうために、まず自分自身が楽しむことからはじめました。他学部の学生さんの子どもへの接し方や、教え方などを見て、自分の足りないところに気づくことができ、沢山のことを教えてもらいました。参加して良かったです」と語りました。
【大学院】