「第29回環境フォト・コンテスト」大学生部門で大賞を受賞!

 大学院芸術研究科博士前期課程2年の竹村さくらさん(小倉南高校)の作品「ミステリーサークル」が、プレジデント社主催の「第29回環境フォト・コンテスト」大学生部門で、大賞の「環境大臣特別賞/環境フォト特別賞」を受賞しました。地球環境の“今”やサスティナブルな未来を表現するフォトコンテストで、全11部門に全国から16,016点の応募がありました。

 「あなたのとなりにある地球環境」をテーマにした受賞作は、波打ち際に捨てられたビニールなど漁業で使用された“資源ごみ”の中に立つ“女性”を写したもので、7月に志賀島の海で撮影。資源ごみが作る色鮮やかな輪の中に立つことで、忍び寄る環境破壊の脅威を表現しています。

 審査員からは、「輪になったごみに入ることで、迫る環境破壊になぞらえた視点が面白い。伝えたいメッセージと写真が見事にマッチしていて、若者にしかない感性が光る作品」と評価されました。

 竹村さんは、「『海洋ごみに関する意識調査』を実施し、若年層の認知率が低い傾向にあることを知りました。美しく見えているものが実はごみだったというギャップを切り取ることで若者に海洋プラスチック問題をより身近に考えてもらいたい、という思いで撮影しました。今後も、自分らしい感性と表現で誰かの心に伝わる作品をつくっていきたい」と語りました。

【大学院】

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