イケナナの絵画、平和のまちミュージアムに常設展示

 8 月15日(土)、平和のまちミュージアム(北九州市小倉北区)にて、本学大学院芸術研究科在学中のアーティスト・イケナナ(作家名)が描いた絵画「よんまんひきのしらす」の常設展示を記念したトークイベントを開催しました。

 平和のまちミュージアム(北九州市小倉北区城内4番10号)は小倉陸軍造兵廠跡地に位置し、戦争の悲惨さと平和の尊さを伝えるさまざまな資料が展示されています。

 本作品は、北九州市出身の作者が、かつて西日本最大級の兵器工場『小倉陸軍造兵廠』で働いていた4万人の「いのち」をシラスで独創的に表現したものです。角度によってシラスの下に薄っすらと『小倉陸軍造兵廠』の地図が浮かびあがる縦約2.2メートル、横約1.6メートルの大作です。

 イベントでは、記念のテープカットに加え、同館水谷桃子学芸員と対話形式のトークショーを実施。イケナナ氏の曾祖父も働いていた小倉陸軍造兵廠を題材にした作品に対し「以前、家族旅行で生のシラス丼を口にした際に、シラス一匹一匹に魚らしさや命を感じました。その強い命と4万という数字の規模を考えてほしくて、作品の制作を始めました。また、物事を見るとき、離れすぎると解釈できない事や近すぎると全容が分からない事も多いので、その点も作品を通じて感じてほしいです。ただ『平和について考える』だけではなく、『戦争の歴史を理解する事』も重要なので、それを感じとってもらえればと思います」と話しました。

 お近くにお越しの際は是非お立ち寄りください。

【大学院/芸術学部】

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