
11月29日(土)人間科学部子ども教育学科3年生が企画・運営する「第4回運動会」を開催し、同学科1~4年生約60名が参加しました。
同イベントは保育において大切な行事の一つである「運動会」に着目し、現場で必要な保育者としての計画力を身に付け、保育者同士で協力する大切さを学び、交流を図ることを目的に開催しています。学生たちは、運動会のチラシ作りをはじめ、プログラム(種目)の決定や準備、運営を行いました。
実行委員長で同学科3年の平井裕晴さん(新宮高校)は、「今回の運動会では、個性豊かな実行委員それぞれが思い描くビジョンを共有する時間の大切さに気づかされました。組織として目標を定め、一つの行事を作り上げるためには、“どのような運動会にしたいのか” “そのためにどう活動していくのか”という認識を合わせることが簡単ではなく、話し合いを重ねる必要がありました。準備の過程では、誰か一人が頑張るのではなく、互いに声を掛け合い、担当者任せにせず支え合う姿が印象的でした。一人ひとりに与えられた役割は小さくとも、周囲を助ける動きが自然と生まれる環境こそ、良い組織づくりにつながるのだと実感しました。」と語りました。
運動会参加者から、「実行委員が随時声をかけてくれたので動きやすかった」「普段関わる機会の少ない先輩・後輩と話せて嬉しかった」などの感想が寄せられました。
縦のつながりだけでなく、同学年同士の横のつながりも広がり、交流の場としても大きな意義があった運動会になったようです。





