第49回九州青年美術公募展で河北記念賞を受賞

 芸術学部芸術表現学科3年の楢原準平さん(朝倉高校)の作品「孤高の美」が、公益財団法人大牟田市文化振興財団主催「第49回九州青年美術公募展」にて河北記念賞受賞を受賞しました。

 本公募展は新人・青年作家の優れた才能を発見し、育てる場にすることを目的に、毎年開催されています。

 受賞作品「孤高の美」は、楢原さん自身をテーマにした縦横1620mmの油彩による抽象画です。一人を好む幼少期の自分と、友人と楽しく過ごす自分という二面性を、錯視的なストライプを用いて表現しています。

 楢原さんは「美の基準はそれぞれで、ポジティブもネガティブも美しいものになり得ます。孤独に悩む人や一人を好む人、全てひっくるめて美しいと感じ、孤高の美というタイトルを付けました。この作品が何かに挑戦するきっかけになってくれたら嬉しいです。自身としても、新たに取り組んだ挑戦的な表現を審査員の方々に評価いただき、自信がつきました。今後も挑戦することを忘れず、制作を続けていきます」と語りました。

【芸術学部】

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