第8回COILプログラムを開催

 11月15日(土)、理工学部ミンダナオ国立大学イリガン工科校(MSU-IIT)は、第8回Collaborative Online International Learning(COIL)プログラムを開催しました。

 テーマは「AIとデジタル技術の活用」。本学から学生と教職員84名が参加し、両大学の学生がオンラインを通じて交流し、AIを活用した多彩なプロジェクトを発表しました。

 当日は、MSU-IITのProf. Eddie Buoy Palad氏の挨拶から始まり、MSU-IITの工学部とコンピュータ学部の教員が、それぞれAI関連コースについて説明しました。

 その後、MSU-IITの学生8組、計20名による発表が行われ、「Sketch-A-Circuit(手描き回路をデジタル化)」「Akira(AIによる運転行動検出)」「SnakeAI(蛇種判別と抗毒素検索)」「AeroStrum(ジェスチャー認識によるバーチャルギター)」など、創造的なアイデアが披露されました。

 質疑応答では、双方の教員、学生からオンラインチャットや口頭で積極的な質問やコメントが寄せられ、技術的な課題や応用可能性について活発な議論が行われました。

 参加学生からは「とてもためになった」「最先端の技術を用いた発表がおもしろかった」「プログラミングだけでなく英語の勉強にもなった」など、学びや刺激を感じたという声が多く寄せられました。英語での発表内容の理解が難しいという意見もありましたが、国際的な交流を通じて新しい知識を得られたことや、興味深いプレゼンテーションを楽しめたという意見が目立ちました。

 今回のCOILは、AI技術をテーマに国際的な学びの場を提供し、学生のグローバルな視野と実践力を育む貴重な機会となりました。

【理工学部】

理工学部のトップページへ