10月8日(水)、商学部経営・流通学科方慧美准教授の科目「小売マーケティング論 」で、株式会社如水庵 営業部長兼マーケティング戦略室長の大串雅一氏を招いた販売士協会連携特別講義を行い、約200名が受講しました。
同科目は、身近な事例を交えながら、小売企業のマーケティング活動を体系的に学習し、小売企業はどのようにして商品を効果的・効率的に販売しているのかを学びます。
講義の前半では、和菓子市場の動向や如水庵の歴史に加えて、小売り業界の概要や特徴について、同社の事例を用いた説明がありました。要所でクイズが織り交ぜられ、正解者には全員から拍手が送られるなど、終始賑やかな雰囲気の講義となりました。
引き続き後半では、大串氏が開発に携わった商品「博多ひとしな」のマーケティング戦略について紹介があり、日頃から「売る仕組み」を学ぶ学生にとって、有意義な内容となりました。また、受講生全員が取得を目指している「リテールマーケティング(販売士)検定」について紹介があり、過去問に全員で挑戦する実践的な機会も設けられました。
大串氏は「仕事がデキる人は、多くの人を喜ばせることができる人だと思います。お客様というファンを増やして、一緒に共感できるモノ・サービスを作っていくのも理想の一つ。ぜひ皆さんには、社会と自身の繋がりを感じながら、仕事のやりがいを生きがいに感じられるようになってほしいです」と締めくくりました。
【経営・流通学科】