第13回唐津街道サミットで学生がまち歩きを企画

 6月14日(土)、糸島市二丈深江の元町公民館で開催された第13回の唐津街道サミットにて、地域共創学部観光学科本田正明准教授の担当科目「まち歩き企画論」を受講する学生が「糸島深江まち歩き」を企画しました。

 同サミットは、2008年に前原、赤間、博多、姪浜、門前町高取の宿場がはじめた交流会で、唐津街道の旧宿場町同士のまちづくり団体が、情報交換・交流を行っています。

 サミット前半、学生が企画した「まち歩き」には、唐津街道や長崎街道の各宿場町関係者約50人が参加。深江神社の神幸祭で訪れる御旅所(おたびしょ) や唐津街道の風情が昭和初期のまま残る場所などをパネルや当時の写真を使って説明するなど、街道沿いの歴史をガイドしました。参加者からは「よく調べていて、わかりやすかった」と好評で、後半のサミット交流会でもゼミの活動報告を通じて、地域の方々と親睦を深めました。

 企画やガイドを担当した同学科3年の中村茉莉花さん(九州産業大学付属九州高校)は「大勢の方にガイドをしたり、予定変更で臨機応変に対応しなければならない場面が多かったりと、大変なこともありましたがとても良い経験となりました。参加者に歴史を教えて頂くなど、学びも多くありました。アンケートにはお褒めの言葉を数多く頂戴し、とても励みになりました」と語りました。

【観光学科】

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