公民館と学生ボランティアが心とおなかを満たす~子どもたちの夏休み料理体験~

 

 7月24日(水)~31日(水)、香椎下原公民館(福岡市東区)で同校区の小中学生を対象に開催された「夏休み“こども、おにぎり・みそ汁教室”~しもちゃんのおにぎり、はるちゃんのみそ汁教室~」にて、学友会サークル「九産大ぼうけん王同好会」がボランティア活動を行いました。

 同教室は、学校給食がない夏休み期間中、家庭で子どもたち自身が買い置きの食材を使って簡単な食事を作れるようになることを目的に香椎下原公民館が企画・運営したもので、同会は子どもたちが楽しく調理できるよう支援しました。6日間で延べ16名の学生が活動し、77名の小学生が参加しました。

 7月24日(水)は、3名の学生が参加し、小学生のグループに加わり、米の計量から洗米、水加減の調整、みそ汁をつくるための味噌玉や、ホットプレートを使った目玉焼きづくりを一緒に行いました。また、炊飯中に子どもたちとチーム対抗しりとりやジェスチャーゲームなどのレクリエーションをしながら、炊き上がりを楽しく待ちました。

 参加した経済学部3年の古家叶望さん(大田高校)は「大学では教員免許取得を視野に入れており、多くの方と関わるコミュニティに参加したいという思いから、入学後すぐに同会に入会しました。子どもたちの主体的な行動のためにどのような補助ができるか、どこまで手伝ってあげるべきかなどに視点を置きつつ、子どもたちと楽しい経験ができています」と語りました。

 子どもと関わるボランティア活動を行う同会は、同校区が食の提供などを通して子どもたちの居場所づくりを行う活動「しもばる広場」に2021年から参加しています。 

※関連記事:子どもの居場所づくりに貢献「九産大ぼうけん王」へ感謝状                        

【学生部/産学共創・研究推進本部】

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