地域共創学部観光学科では観光人材としての学びの活用・成長の機会創出を目的に、3年次に全員が観光業に関連する仕事や業界を体験する産学連携観光人材育成プログラム「観光インターンシップ」を実施しています。本プログラムはキャリア教育の一環で、インターンシップ先となる企業は、「ホテル・旅館・グランピング」「エアライン」「流通・販売」「旅行・トラベル」「協会・団体組織」「料飲・レストラン」「ブライダル」「電車・バス」と8フィールド、50社以上におよび、4月~12月の期間に24日間(192時間)の有給インターンを実施します。
まず学生は「インターンシップ入門」を受講し、インターンシップを行う基本的な心構えやマナーなどを学んだ後、担当教員との面談によりインターンシップ先の業種や企業を決定します。実施期間中は、業務に加え、実習日誌作成などを行うほか、企業担当者・担当教員・学生の3者による「振り返り」を行い、自身の改善ポイントなどについてアドバイスを受けます。また、インターンシップをその後の学びに繋げるため、終了後には担当教員を通して、企業からの業務に対する評価を受ける仕組みになっており、大学と企業が連携し体系的に学生の成長を促します。
【学生体験談】今泉太一さん(須恵高校) インターンシップ先:マースガーデンホテル博多
「このインターンシップでは、今の自分がどれだけ社会人として通用するのか力試しができました。私はホテル業界への就職を志望しているので、福岡市内のホテルにてインターンシップに参加しました。24日間でハウスキーピングや事務所での予約処理、チェックインなど多岐にわたる業務に従事。実際に現場に入ると緊張して思うように動けなかったことも多々ありましたが、先輩のホテルスタッフにアドバイスを受けてすぐに実践するように心がけました。それを繰り返すことで、お客様が求めていることを予測して動けるようになったと思います。自分のやっていることが正しいのか不安になることもありましたが、「振り返り」で客観的なフィードバックを頂くことで答え合わせができ、次の業務に繋げることができました。インターンシップを終えて、自分の足りない部分も明確にできたので、現在はそれを克服するために語学や観光系の資格勉強に取り組んでいます」
観光学科では、実践型教育を通して、観光を取り巻く産業や地域を担う人材に必要な企画力・実践力・語学スキルを養います。
【観光学科】