KSU VISION DAY出展!「ベトナムライチプロジェクト」

 グローバル・フードビジネス・プログラム担当教員の尾崎正利教授は、農業や漁業の生産者が進める付加価値を持つ製品サービスづくりを商品開発や製造手順構築などの面で支援する取り組みを行っています。2023年、海外展開として、ベトナムでのライチ加工技術の普及に着手しました。

 ライチ収穫時期の同国6月から9月は朝から35度を超える気候で、地方では日本のような冷蔵システムが整備されていないません。そのため、ライチを収穫後、保存ができず未利用のままその多くが廃棄されている現状があります。

 現地のライチ生産者組合から、これらの未利用ライチを活用し商品化できないかと相談を受けた尾崎教授は、2023年6月4日(日)〜8日(木)までベトナムに渡り、調査を実施。現地でもオペレーション可能な搾汁方法や搾汁したものを適切に保存し、通年で販売出来る仕組みを提案しました。

 11月2日(木)、3日(金・祝)に本学で開催したKSU VISION DAY2023では、実際にベトナムで搾汁したライチ果汁の試飲を実施。イベント当日は、現地での取り組みやGFBPの各種取り組みをまとめたパネルを見聞きするためブースは多くの来場者で賑わいました。

【グローバル・フードビジネス・プログラム】

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