九州産業大学には聴覚に障がいがあり、講義での話の内容が十分に理解できず困っている学生が、数人在学しています。そこで、学生有志が、講義の空き時間に、聴覚に障がいのある学生のノートテイクボランティアを行い、少しでも情報保障を手助けしようと動き始めました。
大学では、この度、ノートテイクボランティア養成講座を次のとおり開催します。聴覚に障がいのある学生支援のために、多くの学生の参加者を募集しています。
日 時: 平成22年3月23日(火)・24日(水)
午前10時00分〜午後4時00分
場 所: 2W401番教室(2号館4階)
定 員: 20人(定員になり次第締め切らせていただきます)
費 用: 無料(2日間参加できる方に限らせていただきます)
<申込・問い合わせ先> 学生部厚生課 092-673-5581
◆ノートテイクとは・・・
筆記通訳のことで、重度難聴者の耳の代わりをすることです。話し手の言葉やその場の音情報を忠実に聞き取り筆記していく、同時通訳のようなものです。
大学でのノートテイクも同じように聴覚に障がいのある学生の耳の代わりとなり、講義内容を筆記により同時通訳します。聴覚に障がいのある学生にとって、ノートテイクしたものを見るということは、健聴学生が講義を聞くことと同じことです。聴覚に障がいのある学生は、ノートテイクによって初めて、健聴学生と同時に情報を得ることができます。